
ポケモンカードには、相手のポケモンをきぜつさせてサイドを取りきる以外にも、さまざまな戦い方があります。
そのひとつが、相手の山札を減らして、山札からカードを引けなくする「LO」です。
30th CELEBRATIONに収録されているイッカネズミには、相手の山札を直接減らせる「みんなでかじる」というワザがあります。
このワザを中心に、相手の山札を少しずつ減らしていく形が「イッカネズミLOデッキ」です。
今回は、イッカネズミLOデッキの特徴やコンセプト、相性の良いカード、基本的な回し方をポケカ初心者向けにやさしく紹介します。
イッカネズミLOデッキとは?
イッカネズミLOデッキは、30th CELEBRATIONのイッカネズミが持つ「みんなでかじる」を使い、相手の山札を減らしていくデッキです。
「みんなでかじる」は、自分の場にいるイッカネズミの数だけコインを投げ、オモテの数×2枚ぶん、相手の山札を上からトラッシュします。
イッカネズミが2匹いれば2回、3匹なら3回、4匹なら4回コインを投げます。
すべてオモテなら、4匹の場合は最大8枚のカードを相手の山札からトラッシュできます。
ただし、このワザを使うには、イッカネズミをバトル場に出しておく必要があります。
つまり、バトル場のイッカネズミ1匹+ベンチのイッカネズミ2匹なら、合計3匹として3回コインを投げることになります。
この点は、イッカネズミLOを使ううえで覚えておきたいところです。
イッカネズミの基本情報
30th CELEBRATIONに収録されているイッカネズミは、ワッカネズミから進化する1進化ポケモンです。
1進化
HP:80
タイプ:無色
進化前:ワッカネズミ
弱点:闘
抵抗力:なし
にげる:無色エネルギー1個
主なワザは「みんなでかじる」です。
みんなでかじる
「みんなでかじる」は、無色エネルギー1個で使えます。
自分の場のイッカネズミの数だけコインを投げ、オモテの数×2枚ぶん、相手の山札を上からトラッシュします。
たとえば、
イッカネズミ2匹→2回コインを投げる
イッカネズミ3匹→3回コインを投げる
イッカネズミ4匹→4回コインを投げる
という形です。
4匹すべてがオモテなら、8枚のカードを相手の山札からトラッシュできます。
ただし、イッカネズミは同じ名前のカードをデッキに4枚まで入れられるため、場に出せるイッカネズミも最大4匹です。
また、「みんなでかじる」はワザなので、使うイッカネズミをバトル場に出しておく必要があります。
そのため、イッカネズミLOでは、
バトル場に1匹+ベンチに複数匹
という形を作ることが大切になります。
もうひとつのワザ「はたく」は、無色エネルギー1個で40ダメージを与えます。
ただし、このデッキでは相手のポケモンをきぜつさせることよりも、「みんなでかじる」で相手の山札を減らしていくことが中心になります。
イッカネズミLOのコンセプト
このデッキの基本的な考え方は、イッカネズミを複数匹場にそろえ、「みんなでかじる」を繰り返して相手の山札を減らしていくことです。
最初から4匹すべてをそろえられなくても問題ありません。
たとえば、
バトル場にイッカネズミ1匹+ベンチに2匹
なら、合計3匹で「みんなでかじる」を使えます。
コインが3回すべてオモテなら、6枚のカードを相手の山札からトラッシュできます。
もちろん、すべてオモテになるとは限らないため、毎回同じ枚数を減らせるわけではありません。
そのため、4匹をそろえることだけを目指すのではなく、2~3匹程度でも「みんなでかじる」を使いながら、相手の山札を少しずつ減らしていくことを意識すると分かりやすいでしょう。
LOは、相手の山札がなくなり、山札からカードを引けなくなったときに勝利を目指す戦い方です。
イッカネズミは、そのための山札を減らす手段のひとつとして活用します。
相性の良いカード
超電ブレイカーのイッカネズミ
超電ブレイカーに収録されているイッカネズミは、「ファミリーマーチ」というワザを持っています。
無色エネルギー1個で、自分の山札から「イッカネズミ(ポケモンexを含む)」を2枚まで選び、ベンチに出せます。
30th CELEBRATIONのイッカネズミを複数匹そろえたいこのデッキでは、場を準備するためのカードとして使いやすいでしょう。
ピカチュウex
30th CELEBRATIONのピカチュウexも、イッカネズミLOでは重要なカードです。
このピカチュウexはたねポケモンでHP190。
「ピカピカパレード」というワザを使うと、自分の山札からたねポケモンを好きなだけ選び、ベンチに出せます。
イッカネズミは1進化ポケモンなので、ピカチュウexで直接出せるのは進化前のワッカネズミです。
それでも、ワッカネズミをまとめてベンチに出せるため、イッカネズミを複数匹準備する流れにつなげられます。
ただし、「ピカピカパレード」を使うにはピカチュウexをバトル場に出す必要があります。
ワザを使ったあとは、にげるなどでベンチに戻し、準備したワッカネズミやイッカネズミをバトル場に出していく流れを考えたいところです。
なお、ピカチュウexがきぜつすると、ポケモンexのルールによって相手はサイドを2枚取ります。
ヒカリ
ヒカリは、自分の山札から「たねポケモン」「1進化ポケモン」「2進化ポケモン」を1枚ずつ選び、手札に加えられるサポートです。
このデッキでは、ワッカネズミとイッカネズミをまとめて準備したい場面で役立ちます。
たとえば、ワッカネズミとイッカネズミをそれぞれ1枚ずつ手札に加えることで、進化の準備を進められます。
イッカネズミLOでは、複数のイッカネズミを場にそろえることが大切なので、進化ポケモンを準備できるヒカリは相性の良いカードです。
ゼロの大空洞
ゼロの大空洞は、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいる場合、ベンチに出せるポケモンの数を8匹にできるスタジアムです。
イッカネズミ自体は最大4匹までしか場に出せませんが、残りのベンチにピカチュウexなどのポケモンを置きやすくなります。
イッカネズミを4匹並べながら、ほかの準備役もベンチに置きたいときに使いやすいカードです。
ボスの指令
ボスの指令は、相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出すためのカードです。
LOデッキでは、相手の場のポケモンを動かすことで、相手の行動を考えさせる場面を作るための候補になります。
ただし、イッカネズミLOの中心になるカードではないため、デッキの構成に合わせて採用を考えるとよいでしょう。
イッカネズミLOデッキの回し方
1.まずはワッカネズミを準備する
最初は、ワッカネズミをベンチに並べることを目指します。
ピカチュウexの「ピカピカパレード」を使えば、山札からたねポケモンをまとめてベンチに出せるため、ワッカネズミを準備しやすくなります。
もちろん、通常どおりワッカネズミを手札からベンチに出していく形でも構いません。
2.ワッカネズミをイッカネズミに進化させる
ワッカネズミを準備できたら、イッカネズミへ進化させていきます。
ヒカリを使えば、山札からたねポケモンと1進化ポケモンをそれぞれ手札に加えられるため、ワッカネズミとイッカネズミをまとめて準備することもできます。
超電ブレイカーのイッカネズミがいれば、「ファミリーマーチ」でイッカネズミをベンチに出すこともできます。
3.イッカネズミを複数匹そろえる
イッカネズミが増えるほど、「みんなでかじる」で投げるコインの回数も増えます。
最大4匹まで場に出せるため、できれば複数匹を準備したいところです。
ただし、最初から4匹をそろえなければいけないわけではありません。
2~3匹でも「みんなでかじる」は使えるため、場の状況を見ながら進めていきます。
4.イッカネズミをバトル場に出して「みんなでかじる」
イッカネズミを複数匹準備できたら、そのうち1匹をバトル場に出します。
ここが、このデッキで特に覚えておきたいポイントです。
「みんなでかじる」はワザなので、ベンチにいるイッカネズミだけでは使えません。
バトル場のイッカネズミも含めて、自分の場にいるイッカネズミの数だけコインを投げます。
たとえば、
バトル場1匹+ベンチ1匹=2回
バトル場1匹+ベンチ2匹=3回
バトル場1匹+ベンチ3匹=4回
という形です。
「4匹そろえてから使う」と考えすぎず、2~3匹そろった段階でも使っていくことができます。
5.ワザを使ったあとの動きを考える
「みんなでかじる」を使ったあとは、その番は終了します。
次の自分の番になったら、再びイッカネズミで「みんなでかじる」を使うのか、それとも別のイッカネズミをバトル場に出すのかを考えます。
バトル場のイッカネズミをそのまま使い続けることもできますし、にげるや入れ替えるカードを使って、別のポケモンをバトル場に出す方法もあります。
イッカネズミのにげるためのエネルギーは1個なので、状況に合わせてバトル場を交代させやすいところもポイントです。
相手の攻撃でイッカネズミがきぜつする可能性もあるため、ベンチに次のイッカネズミを準備しておくと、続けて「みんなでかじる」を使いやすくなります。
イッカネズミLOデッキの強み
相手の山札を直接減らせる
「みんなでかじる」は、相手のポケモンにダメージを与えるのではなく、相手の山札を直接トラッシュするワザです。
そのため、通常のデッキとは少し違った戦い方ができます。
イッカネズミを増やすほどコインを投げる回数が増える
イッカネズミの数が増えるほど、「みんなでかじる」で投げるコインの回数も増えます。
バトル場とベンチを合わせて3匹なら3回、4匹なら4回です。
場を整えていくことで、一度のワザで相手の山札を減らせる枚数を増やせます。
少ないエネルギーでワザを使える
「みんなでかじる」に必要なエネルギーは無色エネルギー1個です。
そのため、複数のイッカネズミを準備しながら、ワザを使う準備も進めやすくなっています。
イッカネズミLOデッキで意識したい点
イッカネズミを準備する必要がある
イッカネズミは1進化ポケモンなので、まずワッカネズミを準備する必要があります。
そのため、最初から「みんなでかじる」を使えるわけではありません。
ピカチュウexや超電ブレイカーのイッカネズミなどを使いながら、場を整えていきます。
コインの結果によってトラッシュする枚数が変わる
「みんなでかじる」はコインを使うワザなので、毎回同じ枚数を相手の山札からトラッシュできるわけではありません。
4匹のイッカネズミがいても、4回すべてオモテになるとは限りません。
そのため、最大8枚という数字だけを考えるのではなく、そのときのコインの結果を見ながら進めることが大切です。
HP80なので場に残り続けるとは限らない
30th CELEBRATIONのイッカネズミはHP80です。
相手のワザによってきぜつすることも考えられるため、バトル場の1匹だけに頼るのではなく、ベンチにも次のイッカネズミを準備しておきたいところです。
4匹そろえることにこだわりすぎない
「みんなでかじる」は、イッカネズミが4匹いなくても使えます。
たとえばバトル場1匹+ベンチ1匹なら2回、バトル場1匹+ベンチ2匹なら3回コインを投げられます。
そのため、4匹そろうまで待つのではなく、相手の山札の枚数や自分の場の状況を見ながら使っていくことも大切です。
まとめ
イッカネズミLOは、30th CELEBRATIONのイッカネズミが持つ「みんなでかじる」を使い、相手の山札を減らしていくデッキです。
イッカネズミを複数匹場に準備すると、コインを投げる回数を増やせます。
ただし、「みんなでかじる」はワザなので、使うイッカネズミをバトル場に出しておく必要があります。
バトル場1匹+ベンチ2匹なら3回、バトル場1匹+ベンチ3匹なら4回というように、バトル場とベンチを合わせたイッカネズミの数でコインを投げます。
4匹をそろえることだけを目指すのではなく、2~3匹の状態でもワザを使いながら、相手の山札を少しずつ減らしていくのが基本的な考え方です。
ピカチュウexでワッカネズミを準備したり、超電ブレイカーのイッカネズミで場を整えたり、ヒカリで進化ポケモンを準備したりしながら、イッカネズミを増やしていきましょう。
通常のポケモンカードとは少し違った、山札を中心に戦うデッキとして楽しめるのが、イッカネズミLOの面白いところです。
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