
ポケモンカードには、相手のポケモンにダメージを与えてサイドを取っていくポケモンだけでなく、少し変わった方法で勝利を目指すポケモンもいます。
今回紹介するのは、「30th CELEBRATION」に収録されるイッカネズミです。
イッカネズミの特徴は、相手のポケモンに大きなダメージを与えることではありません。
注目したいのが、「みんなでかじる」というワザです。
このワザは、自分の場にいるイッカネズミの数だけコインを投げ、オモテの数に応じて相手の山札を上からトラッシュします。
そのため、通常のアタッカーとは少し違い、LOを狙うデッキで相手の山札をトラッシュする手段の一つとして活用できるカードです。
この記事では、イッカネズミの基本情報から「みんなでかじる」の使い方、LOデッキでの役割、意識したい点まで、ポケカ初心者向けに分かりやすく解説します。
イッカネズミの基本情報
まずは、イッカネズミがどのようなカードなのか確認してみましょう。
イッカネズミ
進化:1進化
進化元:ワッカネズミ
HP:80
タイプ:無色
弱点:闘
抵抗力:なし
にげる:無色エネルギー1個
イッカネズミは、ワッカネズミから進化する1進化ポケモンです。
HPは80なので高くはありませんが、にげるために必要なエネルギーは1個です。
そして、このカードで特に注目したいのが「みんなでかじる」です。
ワザ「みんなでかじる」
無色エネルギー1個
自分の場の「イッカネズミ」の数ぶんコインを投げ、オモテの数×2枚ぶん、相手の山札を上からトラッシュする。
このワザではダメージを与えません。
代わりに、コインの結果に応じて相手の山札からカードをトラッシュします。
また、コインを投げる回数は、自分の場にいるイッカネズミの数によって決まります。
例えば、場にイッカネズミが2匹いればコインを2回、3匹いれば3回投げます。
ワザ「はたく」
無色エネルギー1個/40ダメージ
こちらはシンプルに40ダメージを与えるワザです。
必要なエネルギーが1個なので使いやすいワザですが、イッカネズミを採用する大きな目的は、やはり「みんなでかじる」のほうになるでしょう。
「みんなでかじる」で何枚トラッシュできる?
「みんなでかじる」は、場にいるイッカネズミの数が多いほど、コインを投げる回数も増えます。
例えば、イッカネズミが2匹いる場合はコインを2回投げます。
0回オモテ → 0枚
1回オモテ → 2枚
2回オモテ → 4枚
イッカネズミが3匹なら、コインを3回投げます。
0回オモテ → 0枚
1回オモテ → 2枚
2回オモテ → 4枚
3回オモテ → 6枚
そして、イッカネズミが4匹ならコインを4回投げるため、すべてオモテだった場合は最大8枚を相手の山札からトラッシュできます。
ただし、毎回8枚トラッシュできるわけではありません。
コインがすべてウラなら0枚です。
そのため、「最大8枚」という数字だけを見るのではなく、コインの結果によってトラッシュできる枚数が変わるワザだと覚えておきましょう。
LOデッキとは?
ここで、「みんなでかじる」と関係が深いLOについて簡単に説明します。
LOとは「ライブラリアウト」のことで、相手の山札を減らしていき、相手が山札からカードを引けなくなることで勝利を目指す戦い方です。
ポケモンカードでは、相手のポケモンをきぜつさせてサイドを取り切るだけでなく、相手の山札がなくなることを利用して勝利を目指すこともできます。
イッカネズミの「みんなでかじる」は相手の山札を上からトラッシュするワザなので、LOを狙うデッキで採用を検討できます。
ただし、イッカネズミだけでLOを目指すわけではありません。
ほかのポケモンの特性やワザ、トレーナーズなども組み合わせながら、相手の山札を減らしていきます。
イッカネズミは、その中の一つの手段として活用するカードです。
イッカネズミの使い方
では、実際にはどのように使えばいいのでしょうか。
まずはワッカネズミを用意する
イッカネズミは1進化ポケモンなので、まずはワッカネズミを場に出します。
その後、ワッカネズミをイッカネズミに進化させていきます。
「みんなでかじる」は自分の場のイッカネズミの数を参照するため、できるだけ複数体のイッカネズミを用意したいところです。
複数のイッカネズミを場に用意する
イッカネズミを複数体用意できれば、それだけ「みんなでかじる」で投げられるコインの回数が増えます。
ただし、必ず4匹そろえてから使う必要はありません。
1進化ポケモンを4匹用意するには、それだけ準備も必要になります。
そのため、2~3匹程度のイッカネズミが場にそろった段階でも、「みんなでかじる」を使うことを考えられます。
例えば3匹なら、最大6枚を相手の山札からトラッシュできます。
1匹をバトル場に出して「みんなでかじる」
「みんなでかじる」を使うイッカネズミをバトル場に出し、無色エネルギー1個をつけます。
そしてワザを使います。
ここで大切なのは、バトル場にいるイッカネズミも数に含まれるということです。
例えば、バトル場に1匹、ベンチに2匹の合計3匹なら、コインを3回投げます。
そのため、ベンチに複数のイッカネズミを準備しておくことがポイントになります。
「みんなでかじる」を使った後はどうする?
「みんなでかじる」を使った後の動きも考えておきたいところです。
イッカネズミはHP80なので、バトル場でワザを使ったあと、次の相手の番にきぜつする可能性があります。
ただ、LOを狙うデッキでは、必ずしもそれを避けなければならないとは限りません。
「みんなでかじる」で相手の山札をトラッシュできたのであれば、イッカネズミが役割を果たしたと考えることもできます。
相手にきぜつさせられた場合は、ベンチに準備しておいた次のイッカネズミをバトル場に出して、再び「みんなでかじる」を狙うことができます。
一方、きぜつせずに次の自分の番を迎えた場合は、もう一度「みんなでかじる」を使う方法もあります。
また、にげるために必要なエネルギーは1個なので、ベンチのイッカネズミと入れ替えることもできます。
どの選択をするかは、相手の残りサイドや自分のベンチの状況、相手の山札があと何枚残っているかなどを見ながら判断することになります。
イッカネズミの強み
相手の山札を直接トラッシュできる
一番の強みは、やはり「みんなでかじる」です。
相手のポケモンにダメージを与えるのではなく、相手の山札からカードを直接トラッシュできます。
LOを狙うデッキでは、こうしたカードを組み合わせて相手の山札を減らしていくことができます。
複数体並べることでコインの回数を増やせる
「みんなでかじる」は、自分の場にいるイッカネズミの数だけコインを投げます。
そのため、イッカネズミを2~3匹、さらに4匹と場に用意できれば、コインを投げる回数を増やせます。
4匹なら最大8枚ですが、3匹でも最大6枚、2匹でも最大4枚です。
無色エネルギー1個でワザを使える
「みんなでかじる」は無色エネルギー1個で使えます。
LOデッキの中で使う場合でも、イッカネズミのために多くのエネルギーを用意する必要がありません。
また、にげるためのエネルギーも1個なので、状況に応じてベンチへ移動させやすいでしょう。
イッカネズミを使うときに意識したい点
1進化なので準備に手間がかかる
イッカネズミは1進化なので、進化元のワッカネズミもデッキに入れる必要があります。
イッカネズミを4枚採用する場合は、進化元のワッカネズミも含めて多くのカード枠を使うことになります。
イッカネズミ主体のLOデッキなら4枚採用を考えたいところですが、LOデッキにはほかにも必要なポケモンやトレーナーズがあります。
そのため、何枚採用するかはデッキ全体のバランスを考えて決めることが大切です。
コインの結果に左右される
「みんなでかじる」はコインを使うため、毎回同じ枚数をトラッシュできるわけではありません。
イッカネズミが4匹いても、コインがすべてウラなら0枚です。
一方で、コインがうまくオモテに偏れば、一度に多くのカードをトラッシュできる可能性があります。
そのため、イッカネズミだけに頼るのではなく、ほかのポケモンやトレーナーズなどと組み合わせてLOを目指すことが重要です。
HP80なので、きぜつする可能性がある
HPは80なので、バトル場に出て「みんなでかじる」を使ったあと、次の相手の番にきぜつすることも考えられます。
ただし、LOを狙うデッキでは、これを必ずしも避ける必要はありません。
「みんなでかじる」で相手の山札をトラッシュしたあと、サイドを1枚取られることも想定しながら、次のイッカネズミを準備しておくという考え方もできます。
4匹そろえることにこだわりすぎない
4匹のイッカネズミを場にそろえれば最大8枚をトラッシュできますが、1進化ポケモンを4匹用意するには準備が必要です。
そのため、2~3匹しか用意できていないからといって、「みんなでかじる」を使わないとは限りません。
その時点で相手の山札を何枚トラッシュできる可能性があるのか、次のイッカネズミを準備できているかなどを考えながら、ワザを使うタイミングを決めることになります。
イッカネズミはどんなデッキに入る?
イッカネズミは、一般的なデッキのメインアタッカーやサブアタッカーとして考えるより、LOを狙うための一つの攻撃手段として考えると分かりやすいでしょう。
「はたく」で40ダメージを与えることもできますが、イッカネズミを採用する大きな目的は「みんなでかじる」です。
LOデッキでは、
イッカネズミの「みんなでかじる」を使う
ほかのポケモンの特性やワザを使う
トレーナーズも組み合わせる
相手の山札がなくなることを目指す
というように、複数の手段を組み合わせて戦います。
イッカネズミ主体のLOデッキを組むのであれば、4枚採用して複数体を場に用意することも考えられます。
一方で、LOデッキの一要素として採用する場合は、必ず4枚入れる必要があるとは限りません。
デッキ全体のバランスを考えながら、採用枚数を決めるとよいでしょう。
まとめ
30th CELEBRATIONに収録されるイッカネズミは、相手のポケモンに大きなダメージを与えるタイプのポケモンではなく、「みんなでかじる」で相手の山札をトラッシュすることを狙う、特徴的な1進化ポケモンです。
「みんなでかじる」は、自分の場にいるイッカネズミの数だけコインを投げ、オモテの数×2枚を相手の山札からトラッシュします。
4匹そろえれば最大8枚をトラッシュできますが、コインの結果次第なので、毎回多くのカードをトラッシュできるわけではありません。
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